NO.29 「かるたもあるぞぐりとぐら」 04.12.07


      
 すこし早いのですが、今日はお正月にはつきものの「かるた」の紹介をします。
今や世界中の色々な国の言葉で発行されているベストセラー絵本「ぐりとぐら」には、実は「かるた」もあります。上の写真がそうです。絵本と同じで、中川 李枝子さんの「言葉」に、実妹である山脇 百合子さんが絵を描いています。
この「かるた」…詳細がわかるように今回は写真を思わず大きくしてしまいましたが、何度見ても何と子どもに親しみやすい「言葉」と「絵」でできているのだろうと感心してしまいます。同じ音を繰り返しながらとても心地よい響きをもつ「言葉」…中川さんの力に脱帽さぜるをえません。
また、絵本に出てくるうさぎの「ギック」や「おおかみ」などもさりげなく登場し、かわいらしい絵で心をなごませてくれます。(余談ですが幼稚園で飼っているウサギの名前も「ギック」です。)
 お正月に限らず、お家の方と子ども達がこの「かるた」で遊んだなら、心なごむ絵と、豊かで心地良い日本語としての「言葉」に子ども達は充分触れることができ、それはとてもよい体験として心の中に残るのだろうと思います。
 実は数年前より、当園の年中組にこの時期に在籍していた子ども達は皆、この「かるた」を持っているはずです。また、もちろん今年の年中組の子どもたちにも、まもなくサンタさんからプレゼントされます。(注:当園保護者の方へ…子ども達には、くれぐれも内緒です!) この「かるた」は、各地の書店でも販売されていますので、大きな書店の「かるた」のコーナーなどで手にとってみてください。
発売元は、絵本と同じ福音館書店さんです。