教員研修・子どもの絵の見方・指導法H23
しらざ幼稚園では、毎年独自で盛り沢山の教員研修を行っていますが、今年は2年振りに美術教室でお世話になっている「芸術による教育の会」(東京都目黒区)に依頼し、教員全員に「子どもの絵の見方・指導の仕方」についてのレクチャーをしてもらいました。当園の美術教室で指導していただいている小島先生と、本部より矢板先生においでいただき、実際の子どもの絵の事例を見ながら、またその後「柔軟な想像力を育成するカリキュラム(不定形からの発想)というテーマで、より具体的な指導法の仕方を学びました。次の自由画の指導より、その成果が生かせたとの教諭の感想も見られ、とても有意義な研修となりました 中でも印象に残ったのは子どもの発達段階をよく理解し「その時期に合った絵をしっかり描かせることが大事」だという矢板先生の言葉です 子どもは絵を描くことによって自分の心の内を表現…そして感情を発散したりもします。それをしっかりやらないである意味抑圧されたまま成長すると、それを後から取り戻すには膨大なエネルギーを必要とするのだそうです。(11.6.09)

*保護者の方への参考資料(pdf)(芸術による教育の会提供) 1.子どもの絵のタイプ  2.子どもの絵の発達段階
最初にホールで数々の絵を見ながらレクチャーを受けます。 こちらはある4歳の女の子の描いた家の絵です。絵から色々なものが読み取れます。

場所を移して柔軟な想像力を育成するカリキュラムの実践です。

実際に教諭が子どもになったと仮定し、折紙とスケッチブックを使って行いました。