小林 竜哉さんの講演会
 
今年の子育て教室には、福音館書店絵本研究室より小林竜哉さんが来園し「絵本で子どもは伸びる!変わる!」というテーマで講演をしてくれました。全国約1000ヵ所の幼稚園・保育園を回られて話をされている小林さんですが、講演終了後、参加者の皆さんの質問・また熱心さにとても感激されていました。

小林さんの講演の骨子は次の3つです。
1.読み聞かせを継続的に行うことで、子どもは良い意味で「違った」子どもになる。それには家庭での一対一の読み聞かせの他に一対多(園で)のものも必要。
2.本が読めるようになるのは、トレーニングが必要。これはスポーツや楽器が弾けるようになるのと一緒である。トレーニングは毎日やった方が良いのも同じ。

3.子どもには良質な本を与える必要がある。それはできるだけ原作に沿ったものや絵や文章の質が高いものである。
                                                                                    (2014.11.17)

一対一と一対多の読み聞かせが子どもに必要と語る小林さん

小林さんの話に聞き入る参加者の皆さん

こちらは問題提起となった「3匹のこぶた」の良くない絵本の例

終了後、熱心な質問が沢山出ました。