*これはかなり怖い問題です。出産を予定している女性は知識としてもっておく必要があると思います。
F.A.S −Fetal Alcohol Syndrome−(胎児性アルコール症 妊娠中の女性による飲酒が胎児に及ぼす様々な影響の総称) ↓ アメリカの大きな社会問題 妊娠中のアルコール摂取 → 精神薄弱児が生まれる原因として最も可能性が大! FASの子どもは世界中で増えつづけているが、若い女性のアルコール摂取量が飛躍的に伸びている先進国社会ではさらに深刻。 FASの具体的発症経路:胎盤を通してアルコールに胎児が冒される → 胎児の脳、肉体の正常発達が損なわれてしまう。 具体的症状:知能の遅れ、自制心の欠如、集中力がない、落ち着きがない、突然暴れ出す、奇声をあげる、友達が作れない、作ろうとしない、抽象概念がわからない、危険性を認識できない、読み書きが優れているのに時間の概念がわからない、原因と結果、物事の因果関係が理解できない、想像する能力がない、熟睡できない、食欲がない、運動能力が発達しない(医学書より) → 妊娠中のどの時期に、胎児のどの部分が発達しようとしている日に母親がアルコールを飲むかによって症状が変わってくる。 例:妊娠45日目に飲めば、45日目に発達しようとしている能力、器官に影響が出る。 妊娠初期は顔が形作られるが、脳は妊娠期間中、ずっと発達を続ける! →母親がアルコールを飲めば、それがまんべんなく胎児の脳に回る! アメリカのレストランやバー → 「妊娠中にお酒を飲むと障害児が生まれる原因となります」 という政府による強い警告が必ず入り口付近に貼ってある。 現在のアメリカ→自分の子がどこかおかしく、普通ではないが、理由がわからない。 LD(Learning Disabilities)児(学習障害児)の増加。 →親の躾の問題と勘違いされやすいが… FASの子どもが社会的に立派な里親に養子として引き取られ、躾られても、問題行動を起こす。 →生みの親がアルコール中毒だったりする。 FASの研究者→非常に不自然に犯罪を犯した受刑者、突然人を殺し、現場から逃走しなかった殺人犯を刑務所で調査した。……かなりの割合でFASと認定できる犯罪者が含まれていた。 東京消防庁の調査 → 急性アルコール中毒で病院に運ばれる女性が急増しており、半数が20代の女性。 → 計画出産の減少により日本でも増加する可能性が大。 日本政府がなぜ警告を貼らないのか…酒造業者の圧力? マスコミが報道しない…大口スポンサーへの配慮? *警告を貼っているアメリカにおいてさて、FASは急増し、学級崩壊の引き金となっている。 ( 「家庭崩壊 学級崩壊 学校崩壊」 松井 和 著 エイデル研究所 刊 -生まれる前から虐待される子どもたち-) より |