NO.73 「エホンはココロのゴハンです」 13.04.12

が寒かったのに何故か早く咲いてしまった桜の花も散って、新年度がスタートしました。幼稚園などの学校にとって、4月は新しいことが始まるお正月みたいなものです。そこで唐突なのですが今年からのキャッチフレーズです。

   「エホンはココロのゴハンです」

 よっぽど特別な人を除いて「ご飯」は毎日食べると思います。栄養のバランスがよければさらに良いですよね。「ご飯」が絵本だとすれば、ケーキなどのお菓子・甘いジュースは「テレビやDVD、テレビゲーム」といえるかと思います。ご飯を殆ど食べないで、お菓子ばっかり食べていたらどうなりますか?…ブクブク太って骨はフニャフニャ…まともな体には育ちません。

程度の差こそあれ、現代の日本社会の子どもをとりまく状況は、これに似ているのです。
誰でも「絵本を毎日読んでもらっている子」と「テレビやDVDを毎日好きなだけたっぷり見せられている子」のどちらが多いかは容易に想像がつくと思います。このことで、体なら「ブクブク太って骨はフニャフニャ…」の代わりに「言葉が遅い」「多動」「人の話が聞けない」「集中力がない」などの行動を示す子が多くなり、全国の幼稚園・保育所・ひいては小学校までが困ってしまっているのです。
小児科のお医者さん達もとても心配しています。

まあ、このような文字ばかりが多い幼稚園のサイトのこんな文をここまで読んでくださっている方は大丈夫と思いますが、特に小さいお子さんを子育て中の方は、お子さんの豊かな未来を願うならこのことを少しでも認識なさり、周りにそのような方がおられたら、暇な時にでもこのサイトを見てもらうようにお伝えいただければ幸いです。